映画大国インドにおいて、ヒンディー語の「ボリウッド」、テルグ語の「トリウッド」、タミル語の「コリウッド」に対し、「サンダルウッド」と称されるカンナダ語の映画として、歴代5位の興行収入を記録した、映画『チャーリー』が公開中!
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公開初日より、劇場鑑賞された方々からの反応がSNS等で大きな話題を呼んでいる本作。日本でのそんな反響に対して、≪沢山の感動と感謝のシャワーを注いでくれて、ありがとう!≫と言うコメントと共に、キランラージ・K監督のオフィシャル・インタビューが到着した。
≪どうやってチャーリーのあの演技を引き出したのか?≫、≪チャーリー役の犬は全部で何匹?≫≪チャーリーは本当にダルマと一緒に空を飛んだ?≫等、鑑賞した人であればどうしても気になるシーンに関しての質問への回答に加え、"監督自身にも≪チャーリー≫と言う犬が居た…"という胸が熱くなるエピソードも披露。この心温まる、オフィシャル・インタビューを秘蔵メイキング映像&写真【チャーリーがいっぱい!】と共にお届け!
<キランラージ・K監督 オフィシャル・インタビュー>
●サイドカーに乗せて旅に出るという場面で、拘った点は。
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A.カルナータカ、ゴア、グジャラート、ラージャスターン、パンジャーブ、ヒマーチャル・プラデーシュ、カシミールなどインド全土を旅した。
天候の変化に悩まされた。これに対処するため、チャーリーが快適に過ごせるよう特別なキャラバンを用意した。撮影の2~3日前にチャーリーを撮影場所に連れて行き、撮影が始まる前にチャーリーが天候に慣れるようにした。
●ダルマ、チャ-リーそれぞれのどんな姿や想いを表現したかったですか?
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A.ダルマとチャーリーを通して観客の心の中に自分のペットや大切な人を思い出してもらいたかった。そして“買うのではなく飼う”という考え方を広めたいと思った。
●チャーリーへの演技指導で、一番難しかった/苦労したのはどのシーンですか?
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A.チャーリーが登場するシーンは全てチャレンジで、クリエイティブに取り組まなければならなかった。
●チャーリー役のレトリーバーは何匹いるのでしょうか?また、それぞれのレトリーバー達の本当の名前は?
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A.全部で4匹のレトリーバー。名前は全てチャーリー
●監督自身は犬を飼った経験がありますか?
また"犬"について、何か特別な想い出やエピソードがあったら教えて下さい。
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A.私にはチャーリーというペットがいた。本作品の初期段階で私の人生に現れた。インド公開が間近に迫った頃、残念ながら映画の中のチャーリーと同じように癌で亡くなってしまった。
●監督は、ダルマ役のラクシット・シェッティの演技をどのように評価しているか?
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A.ラクシット・シェッティ以外にダルマのキャラクターに命を吹き込むことはできなかっただろう。彼は可能な限りリアルな方法であらゆる感情を表現した。
●監督が影響を受けた映画は?また監督がお気に入りの日本映画はありますか?
A.私の好きな日本映画は「ハチ公物語」で、映画製作の初期に大きな影響を受けた。
●モーターパラグライダーのシーンですが、チャーリーは本当にダルマと一緒に空を飛んでいるのでしょうか?
A.はい、一緒に飛んでいる。もちろん安全対策は万全だった。
●本作の見どころ/特に見て欲しい部分等と、日本のファンへのメッセージをお願いします。
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A.見どころは間違いなくクライマックスシーンだ。ダルマもチャーリーもここでは幽玄な演技を見せている。観客がこのシーンに共感し、同じ感情を体験するためには映画全体を旅して感情の起伏を全て体験することが重要なんだ。
日本の観客の皆さんから大きな反響を頂いている。たくさんの感動と感謝のシャワーを注いで頂き
ありがとうございます。
主演を務めたのはカンナダ語映画界の人気スター、ラクシット・シェッティ。自身の映画会社パランヴァ・スタジオによる製作としてプロデューサーも兼ね、監督のキランラージ・Kと共に本作を完成させました。タイトルロールである、元気いっぱいの愛くるしいチャーリーを演じたラドール・レトリーバーの感情豊かな名演に心奪われるのは勿論、随所に散りばめられたチャップリンへのオマージュ、さらに緑あふれる南インドの町並みから、青い海が広がる海岸線、地平線の先まで続く荒野、そしてヒマラヤといったインド各地の多様な景色をバックに繰り広げられるダルマとチャーリーの旅路が、かけがえのない存在【=犬(動物)】が人生を変えてくれる、というメッセージと感動で包み込む。
■『チャーリー』メイキング動画Vol.1
■『チャーリー』メイキング動画Vol.2
■『チャーリー』メイキング動画Vol.3
■『チャーリー』メイキング動画Vol.4
全国にて大ヒット公開中!!