世界28ヶ国で出版され200万部を超えるベストセラーとなった「世界から猫が消えたなら」や、自らの小説を原作とし、脚本・監督を務め、第70回サン・セバスティアン国際映画祭にて日本人初となる最優秀監督賞を受賞した『百花』など、数々の話題作を生み出してきた川村元気。その川村が執筆した35万部突破のベストセラー恋愛小説の映画化『四月になれば彼女は』より、主題歌を劇映画としては初主題歌となる藤井風が決定。愛をさがす最新予告映像と心揺さぶるポスタービジュアルが到着した。
婚約者との結婚を控えた精神科医の主人公藤代俊を演じるのは、主演・佐藤健。『8年越しの花嫁』『恋はつづくよどこまでも』『First Love 初恋』など多様なラブストーリーでさまざまな表情を見せてきた佐藤健の新境地となる。結婚を直前に控えて謎の失踪を遂げる藤代の婚約者坂本弥生を演じるのは、長澤まさみ。『世界の中心で愛をさけぶ』『モテキ』などで圧倒的なヒロインを演じてきた長澤まさみが新たな恋愛映画でその真骨頂を見せる。
2020年に「何なんw」EPにてメジャーデビューを果たすと、「死ぬのがいいわ」「青春病」「きらり」など数々の楽曲を世に送り出してきた藤井 風。2021,22年とNHK紅白歌合戦に二年連続出場。2023年10月期TVドラマ「いちばんすきな花」(フジテレビ)では主題歌を担当、ドラマ最終回にサプライズ登場し大きな話題となった。そんな藤井風が、この度本作の主題歌を担当することが決定!本作のために書き下ろした新曲のタイトルは「満ちてゆく」。劇映画としては、藤井風にとって初の主題歌となる。
ウユニ・プラハ・アイスランドなどの美しい景色と共に、主題歌「満ちてゆく」が美しく奏でられ始まる本予告。藤代(佐藤健)と弥生(長澤まさみ)、そして学生時代の藤代と春(森七菜)が幸せそうに過ごす日常が散りばめられ心温まるシーンから一変、突然の弥生の失踪を機に、苦悩する藤代の姿が描かれる。「永遠に続くと思っていたのに、なぜ、失ってしまったのだろう」。
■『四月になれば彼女は』予告
幸せだった頃の記憶をたどりながら、必死に愛をさがし求める藤代。様々な想いが交錯する中、藤代・弥生・春が流す、涙の理由とは—。もがき苦しみながらも、懸命に愛をさがし求める姿に強く心揺さぶられる映像となっている。
さらに藤代と弥生が強く抱きしめあい、二人が互いの存在を確かめあうように感情をさらけ出している瞬間を切り取った、心揺さぶる本ポスタービジュアルが完成。“恋ビジュ”で見せた幸せそうな表情とは全く異なる、二人の剥き出しの感情が映されたビジュアルとなっている。弥生の「愛を終わらせない方法は何か」という謎かけに藤代が向き合い、さがし求めた先にどのような結末が待ち受けるのか。
川村元気(原作)コメント
生きること、死ぬこと、誰かを愛すること。
藤井 風さんの曲には、われわれが心の底に隠していた気持ちに光を当てて、さらけ出してしまうような力があると、いつも感じていました。それは『四月になれば彼女は』で描きたいこと、そのものでもあります。
このたび、原作小説を読んでいただき、映画も観ていただき、丁寧に話し合いながら曲が生まれていく時間を共にできたことを本当に光栄に思います。
主題歌「満ちてゆく」は、小さな教会で、映画を観た後に一気に書き下ろされたと聞きました。
『四月になれば彼女は』のラストシーンの先にある愛の様を、これから生きていく登場人物たちの未来を、
やさしく照らす素晴らしい曲をいただきました。
3月22日(金)全国東宝系にて公開